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19/12/05

家計・ライフ

お金の不安を感じる人は約9割 不安に打ち勝つ5つの方法

年末は、何かと出費がかさむ時期です。特に今年は消費税増税を受け、買い物をするたびに税金の重みを感じている人も多いのでは。BIGLOBE「お金に関する意識調査」(2019年)によると、お金の不安を感じる人は何と約9割にものぼるそうです。
そこで今回は、お金に対する不安を払拭して、前向きにシフトするにはどうすればいいのか考えていきましょう。

お金の不安に打ち勝つ方法:①不安を感じる理由を分析する

不安をそのままにしておくと、マイナスの感情が生まれます。そしてその感情が、不安を大きくしてしまいます。

そうなる前に、お金に関して不安を感じる理由を俯瞰的な立場から分析してみましょう。その中には、自分の力で解決できるものとできないものがあるはずです。
前出の「お金に関する意識調査」では、お金に関して不安を感じる理由として、以下のものが挙げられています(複数回答)。

BIGLOBE「お金に関する意識調査」(2019年)より

このうち、「日本経済の先行きが暗い」とか、「海外情勢が不安定」とかいう理由は、自分ではどうにもできません。自分で解決が難しいと思われる不安はバッサリと捨ててしまいましょう。

しかし、自分で解決できるものなら、解決を目指すことで、不安から脱却できます。
たとえば、個人で収入をふやすことやお金の使い方を見直すことはできるはずです。不安を「安心」に変えるには、どうすればいいのか。不安の中身ときちんと向かい合うと、改善点が隠れていることに気づくでしょう。

お金の不安に打ち勝つ方法:②自分の現在地を知る

意外かもしれませんが、お金の不安を感じている人は、自分の収入や支出、貯蓄額やローン残高など、自分の現状を知らないということが多いものです。
毎月または年単位で、どれくらいの収入があるのか、どれくらい何にお金を使っているのかを書き出してみましょう。
不安だと感じていたけれど、不安である前に自分の現状を全くわかっていなかったことの方が、ショックが大きいかもしれません。でも、そこが不安をなくす出発点です。

お金の不安に打ち勝つ方法:③将来どうありたいのか、目的・目標を決める

どんな状態だったら幸せか、安心かといった感情には、個人差があります。
たとえば住宅は狭くても便利な立地に住みたい、という人もいれば、自然が豊かでゆとりのある空間があるほうがいい、という人もいるでしょう。幸せのカタチは一様ではありません。

旅行に行きたい、マイホームを購入したいなど、将来の目的や目標といった希望を、できる・できないではなく、「できたらいいな」くらいの軽い気持ちで考えてみましょう。
そうすると、「いつ」「何に」「いくら」必要かがわかるはず。そのときまでに資金の準備ができていれば、望みは叶います。目的・目標がはっきりすると、貯める意欲も生まれます。

お金の不安に打ち勝つ方法:④達成するためのプランを考える

先の「お金に関する意識調査」の中で、「現在、負担に感じる費目」(複数回答)を聞いたところ、「食費(33.5%)」「家賃・住宅ローン(33.1%)」「各種税金(32.3%)」という結果が出ていました。

とはいえ、「お金がない」「お金が貯まらない」と嘆いているだけでは、何も変わりません。たとえば、外食を減らしたり、家賃が安いところを借りたりするなど、自分の選択しだいで変えることができるものがあります。負担に感じる費目の中から、削れそうなところを削るのは、ひとつの手といえるでしょう。

また、収入があったら、まずそこから貯蓄の金額を確保しましょう。お金を使って、余ったら貯蓄しようと思うとうまくいきません。「収入-貯蓄=支出」がお金を貯める王道です。ある程度のお金がプールできたら、投資にチャレンジするのもいいでしょう。

お金の不安に打ち勝つ方法:⑤行動し、見直しをする

現在保有しているお金が少なくても、将来貯めていく覚悟や自信があれば不安は生じないでしょう。しかし「お金に関する意識調査」では、適切な預貯金が「できていない」と答えた人が7割強、今後貯める自信が「ない」と答えた人が7割弱もいます。
特に子育て世代の20代で76.5%、30代の64.5%が経済的に子どもをもつ余裕がないと答えています。これでは、将来の日本は明るいとはいえませんね。

家計を改善し貯蓄を増やすには、「収入を増やす」、「支出を減らす」、「運用・投資をする」などの方法があります。どの方法ができるのかは人それぞれですが、家計を改善するためにとにかく少しでも行動してみましょう。
また、どんなお金の使い方をしたのかを1か月ごとに振り返り、年単位で貯蓄額がどの程度増えたのかを確認しましょう。ここで反省点があれば見直し、次につなげていきます。

まとめ

お金は所詮、人生を楽しむための道具です。お金を貯められなくて不安がある人なら、お金を貯めるしくみを作りましょう。どんな大きなお金でも、1円が積みあがったものです。
不安だと嘆く前に、まずは行動です。今回ご紹介した5つの方法を生かして、不安を安心に変えていきましょう。

池田 幸代 株式会社ブリエ 代表取締役 本気の家計プロ®

証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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