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住宅ローンの固定金利期間が終わったらどうなる?借換えのタイミングは?

歴史的な低金利が続いてきた住宅ローンの金利に変化が見え始めました。金利が上がれば返済の負担が増えるので、不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。住宅ローンの金利のうち、当初の5年、10年など一定期間金利が変わらず、その後金利タイプを選ぶ固定金利選択型は、固定期間が終わる前に考えることが多く、次にどうすればよいか迷ってしまいますね。
今回は、固定期間が終わるときに次のアクションとして何をすべきかをご紹介します。

固定期間が終わるとどうなる?

住宅ローンの固定金利選択型は、変動金利型をベースとして、「特約」をつけることによって当初の一定期間の金利が固定されるしくみになっています。選択した固定金利特約期間が終わった後は、変動金利に切り替わります。再度固定金利にしたい場合には、固定金利の特約をつけることになります。

まずは現在借りているローンが固定金利特約期間終了後に適用される変動型の金利を調べてみましょう。金融機関によっては固定金利を継続することもできるので、その場合の金利も調べます。
次に現在の月々の返済額と、固定期間終了後の返済額を比較します。

実は固定金利選択型の住宅ローンには、優遇金利が返済終了まで続くタイプと最初の金利優遇が大きい代わりに、固定金利期間が終わった後は優遇幅が小さくなるタイプがあります。固定金利期間が終わった後は借りた当初金利が同じであっても、その後の適用金利には大きな差が出ることがあります。

すでにお借入れ中の場合は、固定期間が終了になる前にそのままお借入れを継続するのがいいのか他の金融機関に借換えが適切なのか検討してみましょう。イオン銀行は365日営業しているため、仕事を休むことなく、いつでも自分の時間にあわせて専門のスタッフに相談できるのはうれしいポイントです。

<アクション1>

  • 現在契約中の銀行の固定金利特約期間終了後に適用される金利を調べる
  • 現在の月々の返済額と固定金利特約期間終了後の返済額を比較

借換えを検討する

金利上昇などで返済額がアップする不安を避けたいと思っても、借換えの手続きがめんどうで行動を起こすことにためらいがあることも多いのではないでしょうか。何をすべきか知っていれば、意外にスムーズに借換えができます。

借換えの手続きは大きく分けて3つのステップになります。

ステップ1:事前審査(仮審査)の申込み
ステップ2:正式審査申込み
ステップ3:借換え手続き

ステップ2の正式審査申込みのときには必要書類をそろえる必要がありますが、取り寄せる書類は決まっているので、取り寄せ先さえわかっていれば短時間で準備できます。決して難しいものではありません。

金利以外の借換えのメリットって?

住宅ローンの金利は低いにこしたことはないのですが、それ以外のメリットにも目を向けると選択肢の幅が広がります。借換えを行う場合には、住宅ローンを返済する間の生活をトータルに考えて、金利以外のメリットも考慮に入れておきましょう。

たとえば、住宅ローンの団体信用生命保険です。現在契約中の団体信用生命保険の保障内容をよく確認してみましょう。40代・50代と年齢が上がるにつれて健康上の問題点を指摘される確率が高くなり、重い病気にかかるリスクは避けられませんが、団体信用生命保険は住宅ローンの契約時しか申込みができません。もっと団体信用生命保険を手厚いものにしたいと感じていれば、借換えをする際に充実させることができます。がんや8大疾病などの保障をプラスすることができるので、ローン完済までの安心感が大きくなります。

金融機関によっては、住宅ローンの契約に付帯するサービスを提供するところもあります。イオン銀行では住宅ローンの契約特典として、付帯サービスで「イオンセレクトクラブ」へ入会することができます。このイオンセレクトクラブの会員になれば、イオングループでのお買物が毎日5%OFFになる特典があり、対象ローンの完済まで家計費の節約ができます。毎月の食料品等の購入で5万円使っている場合には、年間で3万円もコストダウンできます。年間の割引対象額も上限がないため、使えば使うほどメリットが実感できます。
金利や団体信用生命保険のほかにも付帯サービスを利用することで、家計にやさしい住宅ローンとなり、借換えるメリットが大きくなります。

固定金利特約期間終了後までのアクションは?

ご自身のいま借入れしているローンの固定金利期間終了後の金利や月々の返済額を調べた後は、次のアクションを行いましょう。住宅ローンの固定金利特約期間終了までに時間の余裕を持って行動開始することがポイントになります。

<アクション2>
1. 他行の金利の調査
2. 他行の相談窓口、営業時間
3. 現在契約中の住宅ローン関連の資料の準備(相談時に持参するとよい)

まずは各金融機関の金利を調べ、相談に行くことから始めましょう。

イオン銀行では、土曜・日曜、祝日はもちろんのこと、年末・正月三が日やゴールデンウィークを含めて、毎日営業しています。イオンモール内などに店舗がある点は、気軽に利用できて安心感が持てますね。ウェブサイトを見ただけではわからないことも、対面で相談してしっかり疑問を解消できます。また、相談は来店以外にもオンラインでも可能です。

住宅ローンの金利は、その時々の経済環境に応じて随時見直しがされています。多少の手間はかかりますが、借換えや金利の見直しによって大きな節約効果が得られます。固定金利特約期間終了のタイミングで、住宅ローンの借換えを検討するなど、気になる方は金融機関で相談するところから始めてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 住宅ローンの固定金利選択型は、固定金利特約期間が終わると変動金利に切り替わる。再度特約をつけて固定金利を選ぶこともできる。
  • 借換えは、手順を知ったうえで必要書類をそろえればスムーズな手続きができる。
  • 借換えのメリットとして金利以外に、団体信用生命保険や付帯サービス・特典なども考慮に入れる。
  • 固定期間終了後のことや借換えなど、金融機関に相談するところから始める。

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池田幸代 株式会社ブリエ 代表取締役

証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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