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23/10/02

家計・ライフ

食費の高い人は無意識にしている「買い物NG行動」7選

食費の高い人は無意識にしている「買い物NG行動」7選

小麦粉、調味料、清涼飲料水にいたるまで、食品の値上がりが目立ちます。金額が同じでも、内容量が減って実質値上げというものも少なくありません。それ以外にもあらゆる商品やサービスが値上がりして、家計を直撃しています。一般的に節約は、固定費から削減するのがセオリーですが、物価高騰のなかでは食費の領域だけを特別扱いできなくなってきました。
今回は、お金の使い方のうち、食費の買い物に関するNG行動について考えていきましょう。

買い物NG行動1:1か月の予算を決めていない

食費に関して減らせるだけ減らして質素にしたいと思っても、日々我慢や節約の連続では反動でかえって金額が大きく増えてしまいます。お金は意識して使うようにしないと貯まりませんが、食卓には満足や楽しみも必要ですね。そこで、月に食費にいくら使うのか予算を決めておきます。予算の範囲内でメリハリをつけて、1か月で予算の枠内に収まるようにするのです。こうすることで食費がグッとコントロールしやすくなります。お金があるとつい使いすぎてしまい、月末になるとピンチになるという人は、週単位で管理すると上手くいきます。

お金の使い過ぎを防ぐには、1週間の予算を決めて、もし予算をオーバーしたら翌週以降で調整をします。現金派の人は、決まった曜日にお金を補充するようにします。キャッシュレス決済派の人は、支出メモをつけ、使い過ぎないように管理しましょう。毎日の食費以外の外食でも予算を決めておくと、高額になるのを防ぐことができます。

買い物NG行動2: 買い物リストを作らない

買い物に行くときに、何を買うかという目的意識がないと、いろいろな売り場に足を運んでしまいます。その結果、滞在時間が長くなり不要なものを買ってしまうことになります。必要なものをカゴに入れたら、速攻で精算レジに向かうように心がけましょう。買い物リストを持参し、買うものを決めて出かけるようにすると短時間で買い物が終わるようになります。

また、買い物をする売り場を回る順番もテストしてみてはいかがでしょうか。スーパーの入り口は、野菜・果物の売り場になっている場合が多いのですが、買い物はお肉やお魚の売り場に直行します。その日の特売やお買い得品からメインを決めて野菜コーナーに行くと買い物を効率的に済ませることができます。慣れてくると、買い物をしながら安い食材を組み合わせて献立を考えることができるようになります。

買い物NG行動3: 買い物する頻度が多い

買い物をするときに必要なものだけを買うように心がけても、毎日のように買い物に出かけて行けば誘惑に負け、ついつい欲しいものや必要でもないお値打ち品を買ってしまいます。お得なものを買ったつもりでも、買い物に行かなければ散財しなかったということも。

お金を貯めている人の多くが買い物の頻度は週1回で、週の途中で足りないものを買い足すことを習慣にしています。また時短と省力化を狙って、ネットスーパーや食品の宅配を利用している人もいます。お買い得品をゲットしたいので買い物する頻度が多いという人は、買い物に時間と労力を使っていることも忘れないようにしたいですね。

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買い物NG行動4:外食や出来合いの惣菜が多い

ついつい忙しいと、外食やすぐに食べられる惣菜に頼ってしまいがちです。食費が増える人の特徴として、食材を買う割合より、加工品を買う割合が多いことがあげられます。自炊が安くすむのはわかっていても、毎日の家事に時間的な余裕がないと、自炊はむずかしいという人もいるでしょう。そのような人はあらかじめ献立を考えておく、休日に下ごしらえをしておくなどの工夫をすることで時短が図れます。また常備菜を用意しておくと、メインの料理を1つ作り食卓に並べて「料理終了!」とすることもできます。2人分作ろうと4人分作ろうと、手間や時間はそれほど変わりません。作り置きの食品を用意する、半加工で冷凍しておくなど、少しだけ発想を変えてみましょう。

買い物NG行動5:自分へのご褒美を買ってしまう

1回ごとの金額は小さくても、ご褒美と称してお菓子やお酒を買うことが多くなると、1か月ではまとまった金額になります。お菓子や菓子パン、ジュース、お酒などの嗜好品は、食品の値上がりが急激なので、家計をもろに直撃します。さらに以前から決まっていた酒税の改定もあり、2023年10月からお酒も一部値上がりする予定です。お酒以外のおつまみのことまで考えると、毎日晩酌には手が出せないかもしれません。

特に、意識をせずに何となくコンビニに立ち寄る習慣がある人は、要注意です。期間限定、新発売という文字に心を奪われ、ついつい新作のスイーツに手が伸びてしまいがちです。自分へのご褒美も回数を決めるなど、無制限ではなくルールを決めましょう。

また毎日のように外出先でカフェに入るという習慣も見直してみましょう。ちょっとの支出でも、ちりつもで大きな支出になってはいないでしょうか。当たり前になっている習慣でも意外に回数を減らしたり、やめたりすると効果絶大なので、挑戦してみる価値があります。まずは3日間だけ我慢してみるなど、小さな目標から達成感を味わうことが秘訣です。

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買い物NG行動6:賞味期限が近いものをまとめ買いする

食品の賞味期限が近いと2割引きや半額という値札が貼られています。たいていその値札シールは赤や黄色で目立つようになっているので、買わずにはいられなくなるでしょう。しかし、安いからという理由で賞味期限の近いものをまとめ買いすると、最後まで使い切れずに捨てることになります。このような場面では、必要な分だけ買うようにしないと、節約にはつながりません。

野菜などは割高にはなりますが、2分の1カット野菜をあえて買うという選択もあります。安いからといって捨ててしまう部分があれば、割高な野菜のほうがお買い得だということもあるからです。

買い物NG行動7:食べたいと思ったものを買う

買い物には「これを買う」という意識を持って行かないと、何となくの買い物をしてしまいがちです。たとえば、「食べたい」という少しの欲望を満たそうすると、「今欲しい」「今買いたい」につながり、無計画で、欲望のままに流されてしまい、歯止めがきかなくなります。目的意識を持ち、「何となく」を手放すと、ムダなものを買うのを防げます。もちろん、旬の野菜や果物は、栄養価が高く値段も安く手に入ります。そういったものを除けば、一年中値段があまり変わらない食材を取り入れるなどの買い方をしてみましょう。

また家族と買い物に行くと、あれが買いたい、これが買いたいとねだられる経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。小さなお子さんをお持ちだと難しいかもしれませんが、できるだけ協力してもらい、スーパーへの買い出しは家族で行かず、一人で行くと不必要な買い物をする回数が減らせます。

買い物NG行動をしている人への処方箋

今回紹介した買い物NG行動をしていると思ったら、まずは、1か月の食費の支出がどれくらいなのかを把握します。「贅沢はしていないつもり」と思っている人ほど、集計してみると思った以上に食費がかかっていることが多いものです。感覚ではなく、数字でとらえてみましょう。ここで食費が多いとわかれば、1か月の食費を予算化し、その範囲内で収まるように努力します。

そして、買い物以外では、冷蔵庫の整理を心掛けましょう。食品がダブってムダなものを買うことや、食品ロスを減らすことができます。冷蔵庫にゆとりを作ると、冷気が冷蔵庫内を効率的に行き届くことにより、電気代の節約にもなります。たまには冷蔵庫の整理と称して、手元にある食材で料理を作るようにし、お金を使わないノーマネーデーを設けるのもいいですね。

小さな習慣の積み重ねが、お金を貯める体質になるカギになります。自分が改善できる買い物の項目から見直してみましょう。「継続は力なり」。ムリなく続けられることこそが大事になります。

池田 幸代 株式会社ブリエ 代表取締役 本気の家計プロ®

証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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